Hindeloopenヒンデローペン

ヒンデローペンはオランダ最北端に現存する美しい小さな魚村の名前です。ヒンデローペン

その昔、ノルウェーなどスカンジナビア半島の国々との貿易港としても栄えました。

交易によりオランダにもたらされた北欧地域の家具に描かれた画を ヒンデローペン村の人々が模して描いたものとも言われます。

 

また、当時アムステルダムにあった東インド会社が インドネシアなどの諸国から入荷する品物に見られるオリエンタル調な色柄使いに影響を受けたとも言われています。

ヒンデローペン      aam hinde  hikidashi     aam tbl

北海に面したこの小さな村は、厳寒の冬の間 港が凍結して漁もままならなかった為、古くなった家具に美しいペイントを施し家具を蘇らせたそうです。

これがヒンデローペン ペインティングの起源とも伝えられています。

ヒンデローペン

オランダに暮らしていた頃 大好きなヒンデローペン村を何度か訪れました。

そんなある時、ヒンデローペンで描いたヘルメットを被って走る青年のバイクを見かけました。

お母様の手描きかしら・・・暖かい気持ちになったのを覚えています。

こうしてヒンデローペンが現代の暮らしの中で生きているのが素敵ですね!